私はこの広告を見たとき、大丈夫だろうか?と疑問に感じました。
私が円形脱毛症になり、部分かつらをした時代と今とは違いますので一概には言えませんしまた決して広告に逆らうものでもありませんが・・・
経験のみを書きますと・・・
二十歳代半ばにおいて(40数年前のことです)懇意にしている散髪屋さんで円形脱毛症が見つかりました。
円形脱毛症など考えたこともなかったので、まさか自分が円形脱毛症にかかっているなど思いもよらず髪の手入れなどもさほどしていなかったです。
数日に一度、洗髪する程度でじっくり髪を眺めるなどしたといったことがなかったように思います。

髪は多すぎていつも散髪時にすいてもらう感じでした。
何しろ二十歳代ですから、髪はふさふさで丈夫な髪が当たり前、まさか円形脱毛症など・・
考えたこともなかったです。
それどころか当時は円形脱毛症って言葉も知らなかったかもしれません。
そんな時、頭頂部あたりに円形脱毛症が見つかり散髪屋さんで指摘されびっくり。。まだ結婚前でしたからね〜〜ほんとにびっくりしまたよ。
そんな時にすすめられたのが部分かつらでした。円形脱毛症を隠すために約5センチ程度の大きさのかつらを作りました。当時(昭和40年代)の金額で45000円程度だったと記憶しています。随分高額だったので覚えています。

両面テープで円形脱毛症部分に張り付けるといった装着の仕方でした。
夜寝るときには部分かつらを外します。その時にどうしても髪が両面テープにくっつき抜けていきました。
毎日のことです、いつともなく円形脱毛部分はツルツルになっていました。
髪は生えかければまた両面テープにくっつき抜ける・・そんな繰り返しでした。
だんだんと髪は生えてこなくなりまた周囲の髪も少しずつ抜けていきます(両面テープにくっつき)から禿げた部分が最初の円形脱毛部分より大きくなっていきます。
そんな繰り返しから気が付けば禿げた部分が円形圧部分より随分と大きくなっていました。
禿げた部分が大きくなればそれに合わせて部分かつらも作り替えなければなりません。
いつともなくとうとう男性用部分かつらが離せなくなりました。
禿げかけると進行が速いですよ
数年のうちには手のひらの大きさにまでなりました。
その延長上が今の男性用かつら生活です。
新調したかつらも2年毎に新調してきましたので最初から合わせると20数個になりますね
使った金額も高級外車が買える金額ですよ。
だから友人たちには頭に高級外車が載ってます。などと言ってごまかしてます。(笑)